LPガスは高カロリーで可搬性に優れているため、工業用途でも幅広く利用されています。

バルク貯槽

「バルク貯槽」とは定置型のガス貯槽器のことです。
工場等では大量のガスを長時間使用することからガス容器よりも、沢山ガスを貯蔵できるバルク貯槽が使用されています。
直接バルクにガスを充填することができるためガス容器のように容器を交換する手間がありません。

空温式ベーパライザー

「ベーパライザー」とは強制気化装置とも呼ばれ、LPGを液体のままベーパライザー内に送り込み、熱交換器にて強制的に気化させる装置のことです。

大量にガスを使う場合は自然気化では供給が間に合わないため使用されます。
空温式の場合、大気熱のみを熱源としていて、電気やガスを使用しないためとっても環境に優しく経済的です。

こんな場面で使用されています

塗装乾燥

 バーナー

 乾燥炉

蒸気ボイラー

窯業

コラム

LPガスで脱炭素

A重油とLPGボイラーの燃焼のようすを比べてみると…

A重油

赤い炎
炭素が多く、煤が燃焼するため炎は赤色。

LPGボイラー

青い炎
炭素が少なく、煤がほとんど発生しないため炎は青色。

LPGは炭素が少なく、燃焼不良の原因にもなる煤がほとんど発生しないので、環境に優しく安定して使用することができます。
そのためA重油からの燃料転換をおすすめしています。

A重油を使用していたボイラーの内部