日々の料理の楽しみ、ぬくもりのある入浴体験、寒い季節の優しい味方。
これらの心地よい瞬間に貢献するのは、ガスのエネルギーです。
特に、LPガスは、持ち運びに優れ便利なことから多くのご家庭で使用されています。

水素と酸素が握手して電気ができた!

水素の原子(H)2つと酸素の原子1つ(O)が組み合わさって、水(H2O)ができるときに電気が生まれます。
この仕組みを使っているのが、燃料電池「エネファーム」です。
エネファームは、LPガスに含まれる水素と、空気中の酸素を化学反応させて、電気をつくります。
また、電気と一緒に発生する熱をつかってお湯を作ることもできるからエネルギーを効率的に使うことができます。

環境にもやさしい!

ガスを燃やさずに電気とお湯をつくるからガス給湯暖房機使用の住宅に比べてCO2を年間約1.2トン減らせます。
これは約2,000㎡の森林が1年間に吸収するCO2の量とほぼ同じです。

エネファームのシステム構造

出典 エネファーム(家庭用燃料電池)の概要|日本ガス協会(gas.or.jp)

システムは、大きく分けて、発電ユニットと貯湯ユニットの2つでできています。
発電ユニットで電気とお湯をつくり、貯湯ユニットでお湯を貯めておくことができます。
お湯が足りなくなった時も安心♪バックアップ給湯器が自動的にお湯を沸かします。